近畿日本鉄道は、名阪特急「ひのとり」を同社初の夜行列車として走らせるツアー商品を販売している。大阪・関西万博にあわせて企画し、需要の拡大がねらいだ。
運行日は6月14日、7月19日、9月13日で、いずれも近鉄名古屋駅を午後11時32分に出発し、大阪難波駅には午前6時16分に到着する。
通常は最速2時間5分で名阪間を結ぶが、夜行列車では桑名駅と近鉄四日市駅から乗車可能で、時間調整のため名張駅で約4時間停車（下車・乗車は不可）する。現状はプレミアムシートが満席で、キャンセル待ちだという。レギュラーシートには空席がある。乗客にはアイマスクと耳栓が配られる。
また、同じ運行日に大阪難波発近鉄名古屋行きの「ミッドナイトひのとり」も運行する。
申し込みや問い合わせは、近鉄旅の予約センター（06・6775・3636）か各駅の営業所へ。インターネット（https://www.kintetsu.co.jp/zigyou/ekicho/）でも受け付けている。
